ミーハーNG
20代前半の頃から、サッカーや野球の試合を良く観に行っていた。
地元にはサッカー、野球、バスケットと球団がある。
スポーツに疎い私は有り難みが判らないし、正直全然興味がない。
しかし友達に連れられて試合を見に行っていたのだ。
友達はスポーツが好きなのではない。
「イケメンアスリートが好きなミーハー」なのだ。
サッカースタジアムなら、私は屋根が覆っている日陰の上の方で見たいのに、友達は近くで見たいからと最前列に行く。
ドームでも、内野席の上の方でゆったり見れば良いのに、ネットの近くに行く。
ルールは分かるし、ゲーム自体は好きだから面白くないわけではないが、選手単体に詳しくないので近くで見る醍醐味が私には分からない。
そんな友達の口癖は「アスリートと結婚したい」だ。
私は会社勤めが良いな〜と思っていた。
なぜか友達ではなく私がスポーツ関係の人を紹介される事が多くて、できるだけ友達を交えて合コンを開いていた。
しかし、なかなか彼氏とはならないようだった。
早く誰かとくっついてくれたら私が合コン開かなくていいのにな〜と思っていたが、彼女はアスリートと付き合うことはなかった。
ふられたり、遊ばれることはあったが真剣交際には発展していなかった。
申し訳ないが遊び人のイメージがあるスポーツ関係の人なんてやめなよ!とたびたび忠告していたが、あくまでもこだわっていた。
いつの日か、「あの子ガツガツしてるから連れてこないで」と男性の方から言われる事態になった。
私はミーハーで、「イケメンアスリートと結婚したい!」と公言する友達に対して冷めていたが、男性はもっと冷めていたようだ。
恋バナや恋愛相談、夫婦間の不協和音など、強烈な話
夫婦なのに手を繋いだことすらない関係
友人は婚活をして稼ぎ良し、清潔感もある男性と出会い、強いアプローチを受けお付き合いに。
「良い人だけど男としては見れない」と言いつつ、結婚。
部屋は別々でもちろん何もなし。
しかし仲が悪いわけではない。
恋バナや恋愛相談、夫婦間の不協和音など、強烈な話
食事を作らず、旦那様から離婚を切り出される
子供もいる夫婦。
奥さんは仕事をしながらの子育て、食事を作ることがおろそかになっていた。
不協和音がつづき、離婚調停中。