バリ風

バリ風のラブホテルってなんだか不思議な気まずい気持ちになるのは私だけでしょうか?
以前恋愛していた彼も私もお互い実家だったため、よくラブホテルを利用していました。

バリ風ラブホテルを利用したことは一回だけですがなんでまたあえてラブホテルにバリ風を持ってきてしまったのか、不思議でありません。
普通の旅館、ホテルでもなかなかバリ風ってないですよね?
それをラブホテルで導入したこと自体も不思議ですし、世界200カ国以上ある国の中であえてバリを選んだのも不思議です。
昔、彼氏と何となく入ったホテルがバリ風で、なんかアジアンチックな作り、ヤシの木や不思議な置物、部屋が二階建ての造りで、二階はベランダになっており、これまたアジアンチックなジャグジーバス。
けれども外観までは変えられず、見渡すと他のラブホテルの看板だらけ。
しかも何を迷ったのか、お部屋にはダイエット用の結構本気な健康器具まであって、バリ風よりもそっちに夢中になってしまいました。
恋愛中のカップルがホテルでやることは決まってるし、中途半端なアジアンテイストに戸惑い、その行為自体も、いぇーい、今日はバリ風にやるぜい!とかにはならず何となく微妙な経験でした。
こだわるならもっとこだわって欲しいものでした。
まぁ、バリ風にするならハワイアンテイストの方が個人的には上手く行くのではないかと思いますが。。
最近でもよく高速を走っていてそういうテイストのものを見つけると過去の恋愛の思い出と一緒についつい気になってしまいます。

彼氏と1泊旅行

彼氏と初めての1泊旅行に行った時のことです。
高速道路を使えば3時間で行ける場所で、日帰りも可能なところだったのですが、泊まることになったのです。

彼氏とは初めての泊まりだったので、ドキドキです。
ただ、2人共お金をあまり持っていなかったので、車の中で一夜を過ごしたのです。
やや肌寒い時期でしたが、なんとかなるだろうと。

陽が山の中へ沈むような夕日、陽が山の中から上がっていくのを車の中から見て、とても感動したのです。
寝る時に初めてのキスをしたのですが、それ以上はしなかったのです。

彼氏は腕枕をしてくれて2人寄り添い1夜を過ごしたのです。
1晩中、腕枕をしていると翌日彼氏の腕が痛むだろうと思い、彼氏が寝静まったのを確認して、彼の脇に頭をうずめて寝たのです。

翌朝、先に目が覚めたのは彼氏の方で、思いっきり寝顔を見られたのはとても恥ずかしかったです。
ちょっとだけお互いに気まずいような恥ずかしいような空気になりましたが、それも束の間で、すぐにいつもの雰囲気に戻りました。

ただ、車中泊によって意外と体力を消耗したのか、無言タイムが多かったですね。
後日談としては、あまりにも身体が窮屈さ加減から凝っていたので、ホテルでこりを解したんですけどね。