熟女だって魅力はある

年下の男の子が家に遊びに来て、小学生の娘に「あと12、3年したらお兄さんとデートしような」と言い、私には「12年後っていうと、僕は40歳かぁ…娘さん、デートしてくれるかなぁ」と言った。

私が真顔で「私、12年後は40代半ばなんだけど」と返すと、彼は慌てた様子で「はい、40代半ばでも僕は全然いけます。大丈夫です」と付け加えた。

いや、ちょっと待て。
何故に娘には「デートしてくれるかな」で、私には「いけます」「大丈夫」なのか。
まるでゲテモノ料理を食べる時に自分を奮い立たせるようなセリフではないか。

なんとかフォローすべく、しどろもどろになる彼を、これだもの年下は可愛らしいよな、と微笑ましく思いながら、「何なら今デートに誘ってくれてもいいんだけど」と、さらに苛めてしまうのであった。

長い夜はティッシュ二箱

普段は素晴らしく頭が切れ、理路整然とした女性だというのに、どうして恋愛がらみになると判断が鈍るのか。
納得のいかない思いで、私は目の前の友人にティッシュを箱ごと渡した。

鼻水と涙と溶けたマスカラが一緒くたになったものを拭いながら、友人は「それで、あなたはどう思う?」という、もう何度目か分からない問いかけを私にしてきた。

遠回しに言っても仕方がないので、それはどう考えても彼には他の女がいるし、もうあなたとは終わっていると思うし、だいたい私は、付き合いはじめの時から「行動が怪しすぎる」って、意見を求められるたびに繰り返していたんだけど…と、私は、これまた何度目か分からない答えを返した。

友人は「そうだよねー、そうなんだけどー」と、またしても盛大に涙を溢れさせた。
しかし友人を馬鹿だとは全く思えない。
私だって似たような醜態を友人に晒してきたのだ。

今夜は長くなりそうだな…と覚悟を決めながら、私は新しいティッシュの箱を取りに立った。

追記:男女関係が崩れた話など…

友達が不倫相手と喧嘩になりスマホを窓から投げられた

友達の不倫相手、奥さんと別れる気はなく、友達と付き合うこと3年、物凄いやきもちやきで、友達が異性と連絡をとっただけで、激昂し、マンションの9階の窓から友達のスマホを投げたらしい。

職場の同僚と不倫していた友達、彼の奥様にばれた

旦那様にも報告されて4人で話合いお互い仕事を失った。
相手の奥様は慰謝料を請求したがお互い様なので却下された。
その後2人は別れたが最後に職場の同僚を使い最後のラブレターで愛を確かめ合っていた