4時間の放置プレイで彼が取った行動

「絵を観るのが好きだって言っていたから」と、付き合いたての彼が誘ってくれたデートは、ぜひ行きたいと思っていた美術展で、私は狂喜乱舞した。
美術館に足を踏み入れた瞬間から、私のテンションは天井知らず。

わざわざ私の趣味に彼が付き合ってくれたことも嬉しくて、5分おきに「ありがとう!」「嬉しい!」を繰り返す私に、彼も満足気だった。

充実の展示内容に夢中の私へ、彼は「ゆっくり回ったらいいよ」と、鷹揚に言ってくれ、私は絵の1枚1枚に集中し、心ゆくまで楽しむことにした。とても一通り見ただけでは飽き足らない。

2巡目以降はより詳細に。
油絵の具の重なり、躍動感あふれる筆すじ、隙のない構図。
遠くから、至近距離から、角度を変えてまた遠くから観る。

絵と対峙する私は無我の境地になり、時を忘れるどころか時間の概念すら失くした。

4時間後、閉館を告げる音楽で我に返った私は、「今日は誰かと一緒に来ていた」ということを思い出し、青ざめて館内を探し回ると、休憩所のベンチで憮然と雑誌を広げる彼を見つけた。
夕食時の気まずかったこと。

なんとか彼のご機嫌も治ったところで、久しぶりの二人きりの夜。
とても彼は激しかった。
放置プレイの仕返しかと思う程、とても熱くてタフに私の身体を求めてきました。

おもむろに目隠しをされて、あれっと思ったのも束の間、手錠をかけられアソコにはおもちゃ。
そのまま放置プレイに私は大絶叫。