合コンでお持ち帰り発言に萌えた

夫の弟が、合コンに参加する話をしていたので、冗談で「私も参加する!いいでしょう?」と、夫に問うてみた。
もちろん本気ではないし、夫もそれは分かっている。

でも、頭ごなしに「何言っているんだ」と怒られるのは興ざめだし、「はいはい」と流されるのも寂しい。
くだらないとは重々承知で、ここは夫に気の利いたリアクションをしてほしいところ。

「ねぇ、本当に合コンに行くって言いだしたらどうする?」と、再度尋ねると、夫は満面の笑みでこう返してきた。
「じゃあ、おれもその合コンに参加する。そして俺がお持ち帰りしてあげるから心配するな」

私をはじめ、その場にいた誰もが予想外の答え。
いや、それじゃあ合コンに行く意味がないよ、と突っ込みつつも、ちょっと夫を見直した嬉し恥ずかしな一言であった。

独身と既婚者のライフスタイルの変化

結婚するのが遅かった私は、将来自分が一生孤独なのではないかと、心の中ではいつもビクビク不安に思っていました。
親しい友人は、ほぼ全員と言ってもいいほど、結婚していましたし、バツイチの人もいましたが、お子さんが居て、大変ながらも子育てが生き甲斐となっていて、守るものがあって羨ましいなと思っていました。

でも、生活に追われている友人から見ると、私みたいに気軽に色々な人とデートや合コンをしたり、友人や母と定期的に海外旅行したりというのは、既婚者やバツイチさんには絶対に手の届かないものなので、かなり羨ましく思えたそうです。
単純にお互い無いものねだりなんですよね。

そんな私も結婚して、だいぶ生活が変わりましたが、他人を羨ましがったりすることは、ほぼありません。
結婚が遅かった分、だいぶ相手を厳選して選んだ賜物ではないでしょうか(笑)
たしかに家事という大役が回ってきたので、自分の時間はかなり減りました。
独身時代は好きな作家が新刊を出すと、買ってすぐに読破してましたが、まず本を読む時間がありません。

結婚してもう2年になりますが、1冊も読んでいないのです。
時間を作ろうと思えば作れるのですが、私もフルタイムで働いているので、時間に余裕があるのなら、少しでも家事に時間を割いてしまうのです。
それは休日も同じです。

平日手が回らない部分を、主人と分担して行っています。
結婚すると子供が居なくても、なんだかんだで日々忙しくなるものなんですね。
生活のスタンスは大幅に変わりましたが、独身時代と変わらず楽しい毎日を送っていることは、自分の人生は上手くいってると思って良いのかなと思います。