地下鉄で出会った

地下鉄や私鉄で利用するICカードが、全国どこでも使える相互利用となった。
私は目的地に合わせて、バス、地下鉄、私鉄、JRどれかをセレクトして利用している。
地元の交通機関でICカード払いが導入されたのはおよそ10年前。

そのときは、バスと私鉄は同じ会社のため一枚、地下鉄は市営のため別のカード、JRはまだ導入されていなかった。
今後、相互利用ができるようになると言われていたが、長いこと2枚持ちの状態が続いており面倒だと感じていた。

市営地下鉄のカードと、バス・私鉄のカードどちらも定期券やクレジットカード、電子マネーなどを付帯することができたが、使用することで溜まったポイントの使い道について、それぞれのカードはアピール合戦していた。

ポイントをマイルに交換できることが最大のメリットだったので、私は2枚のICカードのどちらもマイルに変換していた。
初めての導入から送れること4年ほど経った頃に、JRのICカードが登場した。

その頃から、来年相互利用できるらしいよと噂が広まり、今から5年ほど前に相互利用開始となった。
どれでも利用できることから、囲い込むことができなくなったため、ICカードのアピール合戦はいつの間にか終わっていた。

そしてやっと全国どこでも使えるようになって便利になった。
東京への出張が多かった時代は、東京用のICカードを作っていたが、今では一枚で利用できるとなるとかなり便利だ。

一番シェアを集めている東京のICカードに変える人が全国各地で増えると思うが、地元ICカードには地元なりの特典があれば、状況は変わると思う。

いろいろ固い事を言ったが、彼のアソコは一緒に電車に乗るとカチカチになった。
痴漢ゴッコという相思相愛の間柄だから出来た、大興奮のお遊びにハマッたことは、ココだけの秘密にしておくことにする。

ブーンという「アダルトグッズ」の音が、大きく聞こえるのは私たちだけだっただろう。